先月、本当に、本当に今さらですが、「Surface Duo」を購入しました。Surface Duo 2ではなく、初代です。中古で状態の良いものが、55,000円ほどで入手できました。一緒に「Surface スリムペン 2」も購入。こちらも同じく中古で、8,800円でした。
- Surface Duoを、今さら購入した理由
- iPad miniに代わる、デジタルノートやメモ帳として活用
- 2つのアプリを開いてマルチタスキング
- 本を開くような感覚で、電子書籍が読める!
- Surface Duoのデメリット
- なによりもデザインが素晴らしい!
- まとめ
Surface Duoを、今さら購入した理由
なぜ、今さらSurface Duoを購入したか というと、仕事のインタビューのときにメモを取ったり、資料を見たりするために使っている「iPad mini 5」の代わりに、デジタルノートや手帳として活用できないかと思ったからです。
Surface Duoは電話もできるので、今、iPad miniでやっていることができれば、iPad miniとスマホの役割を一台でまかなうことができます。Surface Duo1台だけをポケットに入れて、取材に行くことができる! 常々、荷物を減らしたいと願っている私にとっては、そんな夢のような状態が実現できるのです。
そう思って、1カ月ほど仕事で使ってみた感想を、今日はレビューしたいと思います。「Surface Duoは仕事道具として、どのくらい使えるのか?」。気になる方は、ぜひご覧ください!
iPad miniに代わる、デジタルノートやメモ帳として活用
Surface Duoは、2画面が並んだ構造をしています。そのため、片方の画面でPDFの資料やサイトなどを見ながら、反対側の画面でメモを取るといったマルチタスクが、とてもやりやすいです! 実際にインタビュー時には右側にノートアプリを開き、左側に質問項目をメモしたドキュメントや、資料のPDFなどを開いて使っています。ノートアプリは「OneNote」が、あらゆるデバイスと同期できるので使いやすいです。
机の上でメモを取るときは、Surface Duoを180度開いて使用。立った状態でインタビューをするときは、下の写真のように360度開くと片手で持つことができ、まるで手帳にメモするように、安定して書くことができます。
Surface Duoの初代はアウトカメラが無いので、ピッタリ360度開けます。Surface Duo2ですと、出っ張ったカメラがついているので、開いた状態ではメモが取りづらいかもしれません。
Surface スリムペン 2の書き心地は、文字を書いてメモを取るという私の用途では、まったく問題なく、スラスラ書くことができます。ペンをひっくり返すと、消しゴムとして使えるのも便利です。
2つのアプリを開いてマルチタスキング
この他にも、いろいろなマルチタスクで使えます。例えば、仕事の依頼メールが来たとき、片方の画面にそのメールを開き、もう片方にカレンダーアプリを開いて、予定が空いているかを確認したり、返事を書いたりできます。
片側にブラウザを開き、見ていたお店の住所をコピーして、反対側の画面でマップを開き場所を調べたり、電話をかけたりというのもスムーズです。
本を開くような感覚で、電子書籍が読める!
あと感動したのが、電子書籍や漫画を開いたときです! 紙の本のように見開きで表示でき、写真のように片手で持って読むと、実際に本を読んでいるかのようです。
ただし、Kindleの場合、真ん中のヒンジ部分に文字が隠れてしまい、1行ほど読めなくなってしまうので、写真のような読み方には向きません。Kindleは360度くるっと開いて読むようにしています。
写真のように、片方の画面を立てて、ラップトップのようにテーブルに置いた状態で使うこともできます。この状態で文字入力しようとすると、下の画面にキーボードが表示され、小さなPCのような感じで文字入力できます。通常のキーボードを使用する場合に比べれば、半分か1/3くらいのスピードでしか入力できませんが、それでも意外と使えると感じました。
Surface Duoのデメリット
Surface Duoは、Galaxy z foldなどの画面自体が折り曲がるスマホとは違い、2画面が並んでいる造りなので、大きな1画面としてタブレットのように使うのには、あまり向いていないかもしれません。実際にこの1カ月、私は一画面表示で使うことは、ほとんどありませんでした。ブラウザや動画などを一画面で見ても、ヒンジが真ん中にあって邪魔になるからです。
カメラがインカメラしかないため、取材中にさっと写真を撮りたい場合には向きません。カメラアプリを開き、画面を360度開いて、カメラがついていないほうの画面をダブルタップすることで、ようやく写真が撮れます(慣れればパッと撮れるようになるかもしれませんが……)。
NFCがないので、キャッシュレスの支払いができない(QRコードのタイプはできます)のもデメリットです。私の場合、iPhoneをメインとして使い、Surface Duoはあくまでもメモなどの仕事道具として使っているので、この点は問題ありません。
なによりもデザインが素晴らしい!
画面の厚みは4.8mmととても薄く、閉じていても厚いとは感じません。デザインもとっても優雅で、使うたびに嬉しくなるようなデバイスです。開いたときに文庫本や手帳のようなデザインなのも、文具好きの私にとっては思いっきりツボです!
ただし、仕事でガッツリ使うつもりだったので、外側に付属のバンパーを取り付けました。このバンパーがなければ、もっとスタイリッシュなデザインなのですが、そこが少々惜しいポイントです。
まとめ
Surface Duoを1カ月ほど仕事で使ってみて、ノートやメモ帳として十分に使えるデバイスだと実感しました。まだ、仕事で一日ぶっ通しで使ったことはないのでなんとも言えませんが、今のところ電池が途中でなくなり困ったことはありません。
さらに、いろいろ仕事で使ってみて、またご報告させていただきたいと思います。それでは、最後までありがとうございました!