これまでは、iPhoneと同じiOSだったiPadですが、今回から、iPadのために専用に作られたOSが初めて登場しました。Split ViewやSlide Overなどのマルチタスキングのための機能や、Apple Pencilの使い心地、ファイルアプリなどが強化されており、よりiPadだけで色々なことができるように進化した感じです。
なかでも、Split Viewで同じアプリを左右に開くことができたり(これまでは同じアプリを同時には開けなかった)、Slide Overで複数のアプリを重ねて開いておくことができたり、それを簡単なジェスチャーで一覧で表示できたり、リサーチなどが効率的にできそうで、楽しみです!
また、コピー・ペーストが3本指によるジェスチャーで、パパっとできるようになったのも、ありがたいですね。作業を取り消して前に戻ったりも、3本指のジェスチャーで、簡単にできるようになりました!
また、これまでは、あまり活躍してない印象だった「ファイル」アプリも進化したようです。フォルダを階層で表示できるようになったり、写真を複数枚圧縮して、メールなどで共有したり、これまでは、他社のファイル管理アプリ「Documents」で行っていたようなことが、純正のファイルアプリでできるようになり、これも、かなり役立ちそうです!
iPadOSは、今日まだ少しだけしか使えていませんが、これから仕事に活用できそうだなと感じたのが、Safariのスクリーンショットで、「フルページ」の保存ができるようになったことです。
これまでは、画面に表示されている部分だけしか、スクリーンショットが撮れなかったのですが、新たに、表示しているウェブサイトのフルページを、スクリーンショットとして残せるようになりました。
その上に、メモなどを書き込むマークアップの機能も、強化されています。フルページのスクリーンショットは、必要な部分だけトリミングでき、最後、PDFとしても保存できます。
この機能によって、取材前のさまざまな下調べの作業が、より効率化できそうです!
ちなみに、先に公開されている、iOS13でもSafariのフルサイズスクリーンショットはできるようになっていました。また、いろいろと仕事で使って、いいなと思った新機能などを、紹介していけたらと思います。
ではでは!