私は、車の中でアレクサが使える「Echo Auto」(エコーオート)を発売日から利用しているのですが、数カ月前にこれまではできなかった「目的地へのルート検索」ができるようになっていることに気づきました。気づいた方はいらっしゃいますでしょうか?
Echo Autoでルート検索→ナビが、音声で操作できるようになれば、運転中にこれほど便利な機能はないなと思っておりましたので、ようやくそれが “ほぼ”可能になって嬉しく思っています! 今日は、そんなEcho Autoでのルート検索、ルート案内の使い方をご紹介したいと思います。
- 基本的な使い方
- 目的地が見つからない場合、ちょっと面倒
- 自宅や職場の住所を事前に登録しておこう
- 近くのコンビニやガソリンスタンドを探すこともできる
- 交通情報を利用するには、いくつか設定が必要
- デフォルトの地図も選択できる
基本的な使い方
例えば、名古屋駅に行きたいとしたら、「アレクサ、名古屋駅まで案内して」などと言うと、Echo Autoが目的地までのルートを検索し、そのルートをペアリングしているスマホの通知に送信してくれます。その届いた通知をタップすると、デフォルトのマップアプリが開いてルートが検索された状態になるので、間違いがなければ「案内」をタップしてナビをスタートさせます。
音声で操作できるのは、ルートを検索したり目的地を探したりするところだけで、通知が届いたらそれをタップして案内をスタートさせないといけません。つまり、完全なハンズフリーではないので、運転しながらナビを操作するのはやはり難しく、停車したときに声で目的地を検索して、通知をタップして利用する形になります。
目的地が見つからない場合、ちょっと面倒
ちなみに、目的地をEcho Autoに伝えて、パッと見つからない場合、Echo Autoが住所を読み上げ、「こちらで合っていますか?」という感じで聞き返されます。それで合っていれば「はい」、間違っていれば「いいえ」と答えると、「はい」の場合は先ほど書いたようにルートが通知で届きます。「いいえ」の場合はより詳しく住所なども含めて目的地を伝える必要があります。
自宅や職場の住所を事前に登録しておこう
いちばんよく利用するのは、「自宅」までのルート検索かもしれません。自宅の住所を事前にAmazon Alexa アプリに登録しておけば、間違いなくルートを検索してくれます。自宅のほかに職場や、そのほかの住所も登録できます。
近くのコンビニやガソリンスタンドを探すこともできる
出先で近くのコンビニやガソリンスタンドなどを探したいときは、Echo Autoに「近くのコンビニを探して」などと伝えます。すると、Echo Autoが住所を読み上げ、「ここのセブンイレブンでしょうか?」などと聞き返してくるので、それで、はい・いいえで答えて利用します。
交通情報を利用するには、いくつか設定が必要
ルートは、Echo Autoとペアリングしているスマホの「Alexa アプリの通知」として届くので、iPhoneの場合ですが、「設定→通知→Amazon Alexa」で、通知を受け取る設定にする必要があります。通知をオフにしていると、検索されたルートが届かなくなっていまします。
また、ルートを検索するために、Alexaアプリが位置情報を常に利用できる設定にする必要があります。iPhoneの場合、「設定→プライバシー→位置情報サービス」で、Amazo Alexaを「常に」に設定しておきます。
デフォルトの地図も選択できる
Alexa アプリを開き、右下の「その他」から「設定」を開き、下のほうの「交通情報」をタップすると、「デフォルトのナビゲーションアプリ」を選ぶことができます。AppleのマップとGoogle マップから選択できます。
以上、いつのまにか、Echo Autoで「ルート検索→ナビ」が使えるようになっておりましたので、情報をアップさせていただきました。本日も、最後までありがとうございました!