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紙のノートをやめて、デジタルノートにする最大のメリットとは

仕事や勉強でメモを取るとき、紙のノートだったり手帳だったりに、ペンで書くのがまだ一般的だと思いますが、そろそろデジタルノートに移行したいと思われている方も多いのではないでしょうか? 私も4年ぐらい前までは、紙のノートとペンで取材のメモを取ったり、原稿の構成を考えたりしていましたが、今ではもうすべてiPadとApple Pencilで、デジタルノートアプリを使って行っております。

今日は、あらためてデジタルでノートやメモを取ることに、どんなメリットがあるのか、何が紙のノートと大きく違うのかについてまとめてみたいと思います。

すべてのノートをいつでも見られる

一番の良さは、「すべてのノートを、いつでもどこでも開いて見られる」ところだと思います。これが、ノートをデジタルで管理する大きなメリットです。

紙のノートや手帳の場合、普段持ち歩いているのは数冊じゃないでしょうか。学生さんだったらもっと多いのかもしれませんが、それにしても持ち歩ける冊数には限度があります。

けれど、デジタルノートの場合、iPadをはじめとしたタブレットに入れて何冊でも持ち歩くことができますし、クラウドに置いておけば、過去のノートもいつでも見ることができます。今はノートの話ですが、電子書籍も同じですよね。紙の本を何冊も持ち歩くとなるとカバンが重くて仕方がないですが、デジタルであれば何冊でも持ち歩けます。これはやはり、デジタルの強みだと思います。

少し話がそれましたが、すべてノートを持ち歩けるので、「あのときのメモの内容を確認したい」と思ったとき、その場ですぐ見られます。紙のノートのように、今、手元にないので、会社や家に戻らないとわからないということがないのです。

iPadなどのタブレットは常に持ち歩いてないのでは、と思われるかもしれませんが、私が愛用しているノートアプリ「GoodNotes 5」には、iPhone版もありますので、iPhoneでGoodNotes 5を開いてメモの内容を確認できます。これは、紙のノートとの大きな違いだと思います。

ノートは何冊でも、新たに作ることができる

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ちなみに、GoodNotes 5をはじめ、ノートアプリと呼ばれるものは、たいていノートは何冊でも作ることができます。もちろん、iPadのストレージ容量がありますので、それを超えて作ることはできないのですが、ノートのデータはそんなに重くはないですし、先ほども書きましたが、使わなくなった過去のノートはクラウドなどに保存しておくこともできます。私は、端末に入れておくのは、ここ半年や1年分のノートで、それ以外はクラウドに保存するようにしています。

手書きのメモも検索して探せる

2つ目の大きなメリットは、「メモが検索できる」ところだと思います。それは、テキストデータで入力してあるメモはもちろん、GoodNotes 5の場合、手書きの文字も検索でヒットします(走り書きのような字だと、判別できずヒットしません)。GoodNotes 5だけでなく、その他のノートアプリも同じような機能があると思うのですが、「あの取材のときのメモを見たい」と思ったときに、例えば、店名や会社名、話の中でのキーワードなどで検索すると、そのメモがヒットして出てくるのです。

これも紙のノートではできないことだと思います。もちろん、打ち合わせの日付などを書いておいて探し出すことはできますが、やはり時間がかかります。この手書きの文字を含めて検索できるところも、デジタルノートの大きな魅力だと思います。

あとから検索しやすいように、社名や店名、キーワードとなる話の内容について、テキストデータでノートにインデックス的に残ししておくのもいいと思います。ちなみに、GoodNotes 5はノートや資料のPDFなどをフォルダを作って整理できるので、普段からフォルダで分けて管理していれば、見たいノートやメモは問題なく見つかると思います。

以上、デジタルでノートを取るメリットについて大きなところを、あらためてまとめてみました。ノートアプリは「GoodNotes 5」のほかにも、「Noteshelf」「Notability」「OneNote」「Note Always」「Metamoji Note」など、さまざまな種類があります。また、メモであれば、Apple純正の「メモ」や「Google Keep」もありますので、ぜひ試してみていただけたらと思います。

また、より具体的なノートアプリの良さについても、GoodNotes 5を例に、あらためてまとめてご紹介できればと思っています。ではでは、本日も最後まで、ありがとうございました!