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2025年に始める!デジタルプランナーの魅力や使い方を徹底レビュー

 1. デジタル管理の第一歩を踏み出そう!

みなさん、普段の予定やタスクは、どのように管理していますか? 2025年ももうすぐそこ。すでに始めている方も多いと思いますが、新しい年はデジタルツールを使ってスケジュール管理を行いませんか。

私自身、6〜7年前までは紙の手帳を愛用していました。紙の手帳には手書きのあたたかみや自由度があり、今でも大好きです。しかし、近頃はもうすっかりデジタルで管理するのに慣れてしまい、紙の手帳を買わなくなりました。

紙の手帳にいろいろ手書きで書き込んだり、メモをしたりするのが好きという方におすすめなのが、「デジタルプランナー」です。

Goodnotesのマーケットプレイス。様々なデジタルプランナーが販売されている

デジタルプランナーとは、iPadとApple Pencilなどの組み合わせで書き込んで使える、いわば「デジタル手帳」のこと。紙の手帳の良さを残しつつ、デジタルの便利さを兼ね備えた、まさに「いいとこ取り」のツールです。

私自身、過去のデジタルプランナーを振り返ってみると、2021年くらいから本格的に使い始め、今では手放せない存在となっています。

デジタルプランナーとは実際にどんなものなのか、どこで入手できるのか、どんなメリット・デメリットがあるのかなど、この記事で詳しく紹介していきたいと思います。

2. デジタルプランナーとは何? 基本を解説!

デジタルプランナーとは、iPadとApple Pencilなどのデバイスを使って、紙の手帳と同じように書き込める「デジタル形式の手帳」です。手書き感覚で使えるので、これまで紙の手帳に慣れている方でも違和感なく始められます。

また、手帳のデザインやレイアウトは、紙の手帳と同じようにさまざまなタイプが販売されているので、自分好みのタイプを選ぶことができます。

 3. デジタルプランナーで私が実践している活用術

私は以下のようなツールを使って、予定やタスクを管理しています。

  • 予定……Googleカレンダー
  • タスク……Google ToDoリストやNotion
  • 仕事の進行管理……デジタルプランナー

予定とは、打ち合わせや取材などの日時が決まっているスケジュールのことで、Googleカレンダーを使って管理しています。

タスクは、取材の資料準備や原稿作成などのやるべき作業のこと。こちらはGoogleカレンダーやGmailとの相性がいいGoogle ToDoリストを使って、締め切りを管理しています。

仕事の進行管理は、どの作業をいつやるかを書き込んだ工程表のようなもので、デジタルプランナーにApple Pencilで手書きで書き込んで管理しています。

4. 私が選んだ2025年のデジタルプランナー

私は、「この日の何時から何時までは、原稿を作成する」「次の日は、別の取材の下調べや資料作成を行う」など、1日単位でどんな作業を行うかを可視化して管理したいため、以下のバーチカルタイプのデジタルプランナーを購入しました。週のページに作業予定を書き込んで管理することで、新しい仕事の依頼があったときに、予定が空いているのか、新しい仕事を受けて作業する余裕があるのかなどを、パッと判断できます。

このプランナーはGoodNotesのマーケットプレイスで販売されており、価格は1500円でした。

2025年のために、私が選んだデジタルプランナー。バーチカルタイプの週のページには、作業予定を書き込んで可視化できる

 5. デジタルプランナーのメリットとは?

デジタルプランナーの魅力は、紙の手帳の感覚を残しつつ、デジタルならではの機能を取り入れられる点です。具体的には以下のメリットがあります。

  • リンク機能で快適なページ移動: 一般的に月間ページ、週間ページ、日間ページに、それぞれリンクが貼られています。日付や「week」などの文字を押すと、該当するページにパッと飛べるので、すぐに見たい、書き込みたいページにジャンプできて便利です。
  • デジタルならではの手書きの自由度: 紙の手帳と同じように、Apple Pencilなどのスタイラスペンを使った、デジタルならではの手書きで書き込めます。ペンの種類や色、太さなどを自由に変えられるため、仕事の案件ごとに色を変えて管理するなど、視覚的にわかりやすく管理できます。
  • 書き直しも簡単、いつでも綺麗なノートをキープ: 消しゴムツールを使って、予定が変更になった場合や書き損じたときに、簡単に消して書き直せます。何度でも修正できるので、ノートをいつも綺麗な状態で保てます。
  • 移動、コピー&ペーストで効率アップ: 投げ縄ツールを使って、予定を簡単に移動できます。また、コピーして別の場所にペーストして複製することもできるので、繰り返し発生するタスクの管理も楽々です。
  • 写真やアイコンで視覚的に楽しく: 写真やアイコンなどを貼り付けて、視覚的に楽しいページを作ることもできます。私はやっていないですが、旅行の記録やその日の気分を表すアイコンなど、自由にカスタマイズして楽しめます。
  • カレンダーアプリとの連携(ただし同期ではない): 最近、多くのデジタルプランナーで取り入れられている機能として、GoogleカレンダーやiOSカレンダーへのハイパーリンクが、デジタルプランナーに貼られています。リンクをクリックすることで、Googleカレンダーなどに予定をスムーズに登録できます。ただし、これはあくまでもリンク機能であり、Googleカレンダーなどと同期されているわけではありません。Googleカレンダーに予定を登録しても、デジタルプランナーのほうには反映されないので、その点は誤解しないように注意が必要です。

私が購入したデジタルプランナーは、週間や日間ページの時刻の数字をタップするとGoogleカレンダーが立ち上がり、その日時に予定が簡単に登録できるようになっている
  • iPhoneでいつでも確認: Goodnotesの話にはなりますが、iPhone版もあり、iPadと常に同期されています。そのため、iPadが手元にないときでも、iPhoneからデジタルプランナーを確認することができます。外出先で急に予定を確認したいときなどに便利です。

6. 知っておきたいデジタルプランナーの注意点

一方で、以下のようなデメリットもあります。

  • デバイスの初期費用: iPadやApple Pencilが必要なので、使い始めるためには、最初にある程度の費用がかかります。とはいっても、iPadやApple Pencilは、手帳の用途以外にも仕事やプライベートで様々に活用できます。また、Goodnotesのアプリはノートアプリですので、手帳としてだけでなくデジタルノートとしてや、資料のPDFを取り込んで書き込むツールとしても使えます。私は、Goodnotesのアプリを使い始めてから、もう何年もノートやペンなどを文房具を買っていませんし、プリンターを使わなくなりました。
  • 電池切れのリスク: デバイスの充電が切れてしまうと、デジタルプランナーを使うことができません。
  • 学習コスト: アプリや操作方法に慣れるまで少し時間がかかりますが、すぐに使えるようになると思います。
  • 同期の問題: Goodnotes は、現時点ではiPadとiPhoneのみで同期されます。Android端末とは同期されないため、Androidユーザーの方は注意が必要です。いずれは、Androidの端末とも同期されるようになるとアナウンスされていますが、なかなかできるようにはなっていない状況です。

これらの点を理解した上で、自分のライフスタイルに合った活用方法を見つけることが重要です。

7. デジタルプランナーを手に入れる方法

デジタルプランナーはオンラインで簡単に入手できます。

  • アプリ内購入: GoodNotesやNotabilityなどのアプリから直接購入できるテンプレートがあります。アプリ内で完結するので、購入後すぐに使い始めることができます。
  • オンラインマーケット: STORESやminneなどのプラットフォームでは、個人クリエイターなどが作成した、多種多様なデザインのデジタルプランナーが販売されています。世界中のクリエイターが作ったプランナーから、自分好みのデザインを見つけることができます。
  • 無料配布: 一部のブログやデザインサイトでは、無料でテンプレートをダウンロードできることもあります。まずは無料で試してみたいという方におすすめです。

8. 2025年の新たな管理スタイルを始めよう

デジタルプランナーは、紙の手帳の良さを残しつつ、デジタルの便利さを取り入れたツールです。これまで紙の手帳を長く愛用してきたという方にも、取り入れやすいツールだと思いますので、興味がある方は、ぜひ試してみてください!

ではでは、今日も最後までご覧いただき、ありがとうございました!!