Ainiyuku. あいにゆく。

フリーの編集者・ライターのブログ

auガラケーからスマホへの機種変更を、自分でやってみた!

父親が、ついにガラケーからスマートフォンに乗り換えたいというので、「auオンラインショップ」からスマホを購入し、機種変更してみました。私はガラケーを触るのは、かなり久しぶりでしたので、途中、何度か壁にぶち当たって大変でしたが、なんとか機種変更できました。そんな体験をもとに、auのガラケーからスマホへ機種変更する流れや注意点を、ご紹介したいと思います!

ガラケーからスマホに機種変する「大まかな流れ」

  1. ガラケーに入っているデータ(電話帳や写真、メールなど)をサーバーに保存する
  2. auオンラインショップで機種を選んで購入する
  3. その流れでプラン変更も行う
  4. スマホが到着したら、電話回線の切り替え手続きを行う
  5. 最後に「1」で保存したデータを移行する

このような流れになります。それぞれ詳しく紹介していきましょう。

1.ガラケーに入っているデータをサーバーに保存する

今回、調べてみて知ったのですが、auのガラケーからスマホに機種変更する場合、ガラケーの「データお預かり」というアプリや機能を使って、アドレス帳や写真などのデータをいったんauサーバーに保存し、機種変更後のスマホにサーバーから復元できるそうです。(ちなみに、​​auサーバに保存できる容量は、auスマートパス、auスマートパスプレミアム会員は50GBまで、非会員は1GBまで)

そのためには「au ID」が必要とのこと。また、保存するデータ量が多いと通信費がかかるため、ガラケーを「Wi-Fi」に接続した上で、データを保存する必要がありました。

準備すること
 ●au ID
 ●ガラケーでWi-Fiに接続

「au ID」の準備

「au ID」については、以前に父から毎月いくらケータイ代がかかっているのか、ウェブで見られるようにしてほしいとのことで、すでに登録済みでした。

まだ登録されていない方は、ガラケーの「メニュー」の「au IDを設定する」から、設定できるはずですので、確認してみてください。

ガラケーでWi-Fiに接続

「Wi-Fi」の接続については、ガラケーで接続できるの? と思ったのですが、調べてみたらできるようで、以下の方法で設定しました。

「メインメニュー」→「設定を行う」→「データ通信の設定をする」→「Wi-Fiを設定する」→「Wi-Fiを利用する」
ここまで進んで、Wi-Fiのネットワークを選んで、パスワードを入力して接続できました。

データをauサーバーに保存する流れ

「メインメニュー」から「auのサービスを利用する」→「データお預かりを使う」→「データ保存」と進むと、「Wi-Fiを利用する」という案内が出て、Wi-Fiに接続。その後、保存するデータを選び、auサーバーにアップロードするという流れでした。

詳しくは、公式サイト(↓)をご覧ください。

https://www.au.com/content/dam/au-com/support/service/mobile/trouble/backup/pdf/B-1-DV.pdf

https://www.au.com/content/dam/au-com/static/designs/extlib/pdf/support/mobile/trouble/backup/B-2-DV.pdf

保存できるデータは、「アドレス帳」「写真」「動画」「カレンダー」「Eメール」「SMS」となっています。父は写真データも少なく、動画はなかったため、余裕で1GB以内におさまりました。


2.auオンラインショップで機種を選んで購入する

ガラケーからスマホへのデータ移行が、自分でできることがわかったため、auオンラインショップでスマホを購入することにしました。高いスマホでなくてよいという希望だったので、「Galaxy A23 5G」を選択しました。

今回、購入したスマホ
【注意点1】端末代の一括支払いにはクレジットカードが必要!

購入でネックになったのは、機種を選び必要事項をすべて入力し、いざ支払い情報を入れようとしたときに、一括払いはクレジットカードでないと支払えないと判明したことです。父は、クレジットカードは使わないからと解約してしまい、現在一枚も持っていませんでした。

そこで、本当は一括払いですっきりとしたかったのですが、24回の分割払いにして、月々の通信費と一緒に銀行引き落としで支払うパターンを選択しました。

【注意点2】auの場合、機種変更には事務手数料がかかる

もう1点、キャリアでスマホを購入するのが久しぶりだったので驚いたのですが、auの場合、機種変更の「事務手数料」が3850円かかりました。オンラインですべて自分で手続きしているのに、事務手数料ってどの事務のことを指しているのだろう? と思いますが、かかるものはどうしようもないですよね…。

なお、格安simにしたほうがいいとすすめましたが、それは頑なに嫌だというので、ここで無理強いしてスマホへの機種変自体をやっぱりやめるとなったら、元も子もないなと思い、auで機種変更することにしました。

3 .その流れでプラン変更も行う

オンラインショップで、機種変するスマホを選んだら、その流れで、どの料金プランにするかも選びます。これはもう、「スマホスタートプランライト 5G/4G」しか、選びようがありませんでした。このプランは「スマホスタート1年割」という割引(-1188円)が、機種変更から1年間つくため、契約後1年間は月1078円で済み、2年目からは、月2453円になるというプランです。

2年目からは「月2453円(au PAYカードの割引ありの場合)」に

 

なお、この金額は、au PAYカードお支払い割(-187円)も引かれた金額です。au PAYカードを持っていない場合は、1年目「1265円」、2年目以降「2640円」です。これで、毎月使えるデータ容量は4GBです(高いなぁ…汗)。

4 .スマホが到着したら、電話回線の切り替え手続きを行う

auオンラインショップで手続きを行った2日後に、スマホとSIMが到着しました。ここで「電話回線の切り替え」手続きを行います。

電源を切った状態で、新しいスマホにSIMを入れた後、別の端末を利用してauの回線切り替え用のサイトにアクセスして、au IDでログイン。「回線を切り替える」をタップすることで手続きができました。なお、回線の切り替えには30分程度かかるとのことで、この間は機種変更前のガラケーと機種変更後のスマホともに、電源を切った状態にしておく必要がありました。

「電話回線の切り替え」は、電話からも手続きが行えるそうです。詳しくは、下記の公式サイトでご確認ください。

https://www.au.com/mobile/onlineshop/guide/sim/

 

回線切り替え手続き後は、発信テスト「111」にかけてコールがつながれば、開通手続きは完了です!

5. 最後に「1」で保存したデータを移行する

最後に「1」でガラケーからauサーバーに保存した「連絡先」や「写真」などのデータを、新しいスマホに戻す作業を行います。

auの「データお預かり」というアプリを新しいスマホにダウンロードして、au IDでログイン。「auサーバーから戻す」をタップすることで、預けたデータを無事に戻すことができました!

 

スマホからスマホにデータを移行する場合、最近はあっという間にできますが、ガラケーからスマホへの移行は、ちょっとだけ手間がかかりました。でも、なかなかいい経験でした! これからやろうとする方の参考に、少しでもなればうれしいです。

ではでは、最後までご覧いただきまして、ありがとうございました!

オートメモ Homeというweb機能が便利! Automemoの便利な使い方

スマホや、タブレット、スマートウォッチなどの毎日使う製品以外で、昨年最も多く使ったガジェットは、「オートメモ」(AutoMemo)かもしれません。本日は、そのwebアプリについてを中心にご紹介したいと思います。

オートメモでインタビュー音源を自動文字起こし

オートメモは、録音するだけで自動でAIが文字起こししてくれるボイスレコーダーです。私は発売当初から愛用しており、初代のオートメモ、続いて発売されたオートメモSを、3年にわたりずっと使ってきました。

文字起こしの精度ですが、中のAIが更新されるたびに精度がどんどん良くなっています。最初の頃は、「あのー」とか、「えー」とか、間をつなぐ言葉もすべて文字起こしされており、精度もそこまでは良くなかったのですが、最近では間をつなぐような言葉はすべて省かれていますし、句読点も自動で入ります。

文字起こしの精度自体もかなりアップしており、取材のインタビューで録音し、文字起こししたテキストデータを見ながら、聞き直さずに原稿が書けるレベルになっています。もちろん、インタビュー時に周囲がうるさい場合や、相手との距離が離れすぎている場合は文字起こしの精度が落ちますので、注意が必要です。

そんなオートメモですが、webアプリである「オートメモHome」ができてから、さらに便利になりました。

オートメモHomeの便利な点とは?

「オートメモHome」というwebアプリですが、オートメモのホームページから、「オートメモを使う(無料)」というバナーをクリックすると、「オートメモHome」の利用開始ページに飛びますので、GoogleかMicrosoft、もしくはAppleのアカウントでサインインします。

すると、これまでの録音&文字起こしデーターがずらりと並んだ管理画面に飛びます。私が実際に録音したデータはお見せできませんので、以下は、オートメモの公式HPの画面ですが、録音&文字起こしデータの一つを開くと、以下のようになっています。

ご覧のとおり、文字起こしのテキストが、話者ごとに分割されています。上の画面では人型のアイコンの横に、「佐野」や「鈴木」と名前が入っていますが、自動文字起こしされたばかりのデータでは、「A」や「B」、「C」となっています。それを、右上の編集ボタンを押して、「A=佐野」、「B=鈴木」などと自分で編集できます。すると、Aの話者のコメントとして表示されていたものは、すべて佐野に置き換わります。

話者が編集できるだけでなく、自動文字起こしされたテキストも、もちろん編集できます。例えば、誤って変換されている箇所を直したり、余分なコメントを省いたりして、議事録などもスムーズに作成できます。編集が終了したら「編集完了」ボタンを押します。さらに、Wordなどで編集したい場合は、「テキストファイルのダウンロード」も可能。そのテキストをWordにコピペして、編集できます。

オートメモHomeでweb会議を直接録音できる新機能が!

さらに、「オートメモHome」のwebアプリには、最近、パソコンのマイクを使ってパソコンで直接音声を録音して文字起こしができる機能や、ZOOMやtermsなどのオンライン会議の音声を直接録音して、自動で文字起こしする機能が追加されたそうです。

本日、オンライン会議の録音&文字起こしを試そうとしたところ、Macではまだ対応していないと表示されていましたので、iPad mini6とMacをZOOMでつないで、iPad miniのほうで録音のテストしてみました。けれど、うまく録音、自動文字起こしできませんでした…。

これまで、オンライン会議を録音&自動文字起こしするためには、オートメモSとMacをケーブルでつないで録音していました。この場合、Macは録音専用となり音声が出なくなるため、もう一台、スマホやタブレットでオンライン会議に参加する必要がありました。もし、「オートメモHome」で直接、オンライン会議が録音できるようになれば、こうした手間がなくなるため、とてもありがたいです。また、Mac以外のパソコンやスマホで、試してみようと思います。

オートメモRという新製品も発売されています!

最近では、「オートメモR」という、画面のない機能をシンプルに絞った、より求めやすい価格の新製品も登場しています。「オートメモS」は画面で文字起こしデータが確認できるのですが、PCやスマホ、タブレットで確認することが多く、画面はなくても不便は感じないかもしれません。

録音精度がかなりよくなり、新たな機能や新商品も続々登場しているオートメモ。また、何か注目の進化がありましたら、紹介したいと思います。本日も、最後までどうもありがとうございました!!

 

 
 

2024年のスケジュール管理は、Goodnotesのデジタルプランナーを活用!

あけましておめでとうございます! 久しぶりの更新となってしまいました😅 新年1発目ということで、今日は「スケジュール管理」について書かせていただこうと思います。

スケジュール管理に便利なデジタルツール

みなさん、2024年は、スケジュール管理をデジタルで行いますか? それとも紙の手帳を使いますか? 私は5、6年前まではずっと紙の手帳でスケジュールを管理していたのですが、最近はすっかりデジタルに移行しています。現状の使っているツールをまとめてみます。

●アポなどの予定……Googleカレンダー

●リマインダー……GoogleのToDoリストというアプリ

●工程管理…………デジタルプランナー

 

現在は、仕事のアポなどの予定は「Googleカレンダー」で、仕事のリマインダーはGoogleの「ToDoリスト」というアプリで管理しています。

これに加えて、3年前から、仕事の工程管理を、デジタル手書きができるデジタル手帳=「デジタルプランナー」を使って行ってきました。

○月○日の○時に取材や、オンラインの打ち合わせといったピンポイントの予定は、Googleカレンダーで管理するのが便利ですが、この仕事を何日までに何割進める。何日までに終えて次の工程に移る……といった工程管理は、Googleカレンダーなどのカレンダーアプリで管理するのは難しいです。そこで、使っているのがデジタル手書きができるデジタルプランナーです。

デジタルプランナーとは?

デジタルプランナーとは、簡単に言えばデジタルの手帳です。上の写真は、私が使ってきた昨年のデジタルプランナーの、ある1週間のページです(仕事の名称は●●など、ダミーにしてあります)。何曜日にはこの原稿を何割進めて、夕方以降に別の原稿を何本書く、何曜日はこのアポを行い、こちらの記事は入稿を進めるといったことを、一覧でぱっと見てわかるように、管理しています。きっと、みなさんも同じだと思いますが、複数の仕事が並行して進んでいると、何をいつまでにするかが分からなくなりがちなため、こういった工程表が必要になってくると思います。

いわゆる、「ガントチャート」というのかもしれませんが、私はそのガントチャートを、自分なりに作成して管理しています。

工程表では、矢印や蛍光色による色分けなどを使って、仕事にかかる期間や、複数の仕事を区別していることもあり、手書きのほうが向いています。そのため、デジタルプランナーを3年にわたって使ってきました。

Goodnotesでデジタルプランナーを購入する方法

これまでは、あるiPad系YouTuberの方のHPでデジタルプランナーを購入して使っていたのですが、2024年は、愛用しているノートアプリのGoodnotes 6の「マーケットプレイス」で、デジタルプランナーを購入してみました。

Goodnotes6を開くと、左側のメニューの1番下に「マーケットプレイス」があります。そちらをタップすると、プランナーやペーパー、ステッカー、カバー、カードなどのアイテムがいろいろ販売されています。無料のものもありますが、有料のものが多いようです。この中のプランナーから、今回は「アドバンスドビジネスプランナー」というデジタルプランナーを購入してみました。プランナーの詳細ページを開き、金額をタップすると購入できます。

この「アドバンスドビジネスプランナー」は、価格が1500円で、テンプレートが250種類以上あり、合計1392ページというすごいボリュームです。デザインは、とてもシンプルで自分の好みに合っています。この他、プランナーにはカラフルなもの、可愛らいしいものなどありますので、好きな手帳を選ぶように、自分に合うものを選んでみてください。とは言っても、まだ種類はそれほど多くはありません。

デジタルプランナーのメリットとは

デジタルプランナーと紙の手帳の大きな違いは、例えば、日付が並んだマンスリーページの、日付をタップすると、その日付のデイリーページに飛んだり、ウィークリーのページに飛んだりもできるところ。ホームボタンもあり、ワンタップで先頭のインデックスに戻ることもできます。このようにいろんなページにリンクが貼られ、素早く移動できるところが、紙の手帳にはないデジタルプランナーの便利な点だと思います。

もう一つは、デジタルの手書きなので、コピペができたり、消しゴムツールで消して書き直したり、選択ツールで囲んで移動したりなど、きれいに書き込んで使えます。写真を取り込んだり、アイコンを貼り付けたり、手帳デコも簡単に楽しめます。

また、書き込んだ予定を検索できるのも便利です。Goodnotesでは、手書きの文字も検索できますが、綺麗に書いた文字でないと認識されず、なかなかヒットしません。そこで私は、仕事ごとの名称はテキストボックスを使って入力するようにしています。そうすることで、あの仕事の予定はどうなっていたかなというときに、すぐに検索できます。

もう一点、Goodnotesのデジタルプランナーを使うメリットですが、GoodnotesはiPadだけでなく、iPhone版もあり同期できますので、出先にいてiPadが手元にないときも、iPhoneで工程をパッと確認できます。これが意外と便利です。

今回購入したアドバンスドデジタルプランナーですが、ウィークリーのページだけでもオーバービュー、スケジュール、リフレクション、ファイナンス、プロジェクトと膨大な種類があります。まだほとんど使いこなせていませんが、いろいろ試してみて、またこちらで紹介させていただきたいと思います。

ではでは、最後までご覧いただきまして、ありがとうございました!