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Galaxy z Fold3で「Goodnotes」のAndroid版を3カ月使ってみた!

今年のはじめに、Samsungの「Galaxy z Fold 3」を購入しました。いまさら感はありますが…、中古で10万円を切る価格になっていたので、前々から気になっていたフォルダブルスマホを試してみようと思い、買ってみました。約3カ月使ってきましたが、とてもいいですね! なかでも、Android版の「Goodnotes」が使え、ファイルをiPadと共有することもできるので、私の場合、仕事でも使えます。

今日は、アンドロイド版の「Goodnotes」の話を中心に、3カ月使ってみたレビューをまとめたいと思います。

Galaxy z Fold 3を購入した目的とは?

私が、「Galaxy z Fold 3」を試してみたかった一番の理由は、デジタルノートやメモとして仕事で活用してみたかったからです。

このブログでも書かせてもらっておりますが、私はこれまでに「iPad mini」でGoodnotesを使って、仕事の資料やノートをすべて持ち歩き、取材時のメモもすべてとってきました。外に出かけてiPad miniでとったメモは、他のiPadやMacとも共有されているので、仕事場に戻ってから作業がスムーズに進められてとても便利です。

ただ、長年、iPad miniをデジタルのノートやメモとして使ってきたこともあり、若干、飽きてきました(苦笑)。何か違うツールでもっと便利なものはないかと、「surface duo」を買ってみたりしてきたのですが、今回、新たに「Galaxy z Fold 3」を試してみようと購入してみました。

Android版のGoodnotesが、Galaxy z Fold 3で使える!

AndroidのGoodnotesはベータ版が出ていて、3GB以上のSamsungタブレットで無料で使用できるということは知っていたのですが、「Galaxy z Fold 3」で使えるかはわかりませんでした。試しに、Google Playでアプリを探してみると、Goodnotesがダウンロードでき、使うことができました!

ただ、アンドロイド版のGoodnotesはベータ版ということで、iOSのようなフルの機能は使えません。ただノートを作成したり、文字を書いたり消したりと、基本的な機能は使えます。現在は、iOS版とAndroid版の同期はできませんが、公式には、「まもなくiOSとAndroidの間でライブラリを同期できるようになります! どうぞご期待ください。」と書かれています。

iOSとAndroidで、Goodnotesのファイルを共同制作する方法

このようにAndroid版は開発途中ですが、実は現在でも、iOSとAndroidでGoodnotesのファイルを共有して、作業できます。その機能が「共同制作」です。その使い方を紹介していきましょう。

共同制作の機能をオンにする

まずは、共有制作したいノートやPDFを取り込んだファイルなどを開いて、右上にある共有と書き出しのアイコンをタップします。すると、一番上に「リンクを共有して共同作業」という項目が出てきますので、ここをオンにします。

オンにすると、リンクがクリップボードにコピーされましたと表示されますので、そのリンクを使用したいデバイスと共有します。私は、「keep」アプリにコピペして共有しています。

Galaxy z Fold 3のほうで、keepにコピペしたリンクをタップすると、共有したGoodnotesのファイルを開けます。さらに、文字を書き込むなどの編集もでき、編集した内容は、iOSのファイルと同期されます。

このように、いわば一つずつのファイルを手動で共有できるという機能が、「共同制作」です。はっきりいって、ひと手間かかるので面倒ですが、一部でも共有できるのは、Galaxy z Fold 3をデジタルノートとして仕事で活用するためには、とても助かります。

現在、私はiPad(iOS)のほうにすべてのファイルを取り込んでおき、メインとして使いながら、その日、仕事で使用するファイルのみ「共同制作」の機能を使ってGalaxy z Fold 3と共有して使う、ということをしています。ファイル数が多いと、共有をオンにするだけでけっこう手間ですので…、ライブラリ全体の同期が実現する日が待ち遠しいですね。

Galaxy z Fold 3はポケットに入るのが便利!

Galaxy z Fold 3をデジタルノートやメモとして、仕事で活用してみた感想ですが、当たり前の感想ですみませんが、Galaxy z Fold 3はやはり折り畳め、開いたらiPad mini程度の大きな画面になるのが強みだと感じました。

私の場合、立った状態で話を聞きながらメモを取ることも多いのですが、Galaxy z Fold 3は使っていないときは折り畳んで、上着やズボンのポケットにさっと入れられ、両手が空いた状態で移動したり、何かものを運んだりできます。

iPad miniも十分コンパクトですが、ズボンのポケットに入れるのは難しく(お尻側のポケットなら、ギリギリ入ることもありますが…)、カバンにしまわなければなりません。

Galaxy純正の「Notes」のほうが書き心地がいい!

Galaxy z Fold 3でのGoodnotesの使い勝手ですが、メモを取るには、GoodnotesよりもGalaxy純正の「Notes」という元々入っているアプリのほうが書きやすく、使い勝手がいいなと、個人的には感じています。本当に少しの違いなのですが、Galaxyの「Notes」のほうが、Sペンでスムーズに書ける気がします。あと、ペンの種類で「鉛筆」が選べるのですが、その書き心地がいいですね。

そのため、今は取材のメモはGalaxyの「Notes」でとって、GoodnotesはiOSのほうに取り込んだPDFなどの資料を閲覧するために使用しています。

Galaxyの「Notes」でとったメモですが、PDFやWordファイルとして保存できるので、私は取材後にPDFで保存して、iOSのGoodnotesに取り込んで共有するようにしています。まぁ、これもひと手間かかるので、早くiOSとAndroidで、ライブラリが同期できることを願っています!

ちなみに、Galaxy z Fold 3のSペンは、充電しなくても使えます。また、純正ケースの背後にペンを入れておける収納が付いていて、常に一緒に持ち歩けるので便利です。このペン収納の出っ張りですが、Galaxy z Fold 3を開いて片手で持つとき指がかけられ、安定して片手で持つことができると、私は感じています。

ただ、開いてテーブルに置くと、ペン収納の出っ張りがじゃまになり、フラットに置けません。ペン収納はこの部分だけ取り外しが可能ですので、フラットに置きたいときは、外すこともできます。

以上、Galaxy z Fold 3にGoodnotesアプリを入れて、約3カ月使ってみた感想でした。Galaxy z Foldは使っていて、とてもワクワクするスマホです。価格がもっと安くなればいいのにと思いますが、またこれからも新しい機種にも挑戦していきたいなとおもっております。ではでは、最後までご覧いただき、ありがとうございました!!