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【iPadの選び方】紙のノートと書類代わりに。キーボードは不要

昨晩、まるでiPad Proのようなデザインの「新iPad Air」と、「iPad(第8世代)」が発表されましたね。個人的には、ProとノーマルiPadの中間的な位置付けになりそうな、新iPad Airがとても気になりますが、一般的には、

「iPadは、ノートパソコンと何が違うのだろう?」

「ノートパソコンの代わりになるのかな?」

もしくは、

「iPhoneをちょっと大きくしたようなもので、iPhoneがあれば十分なのでは?」

と、購入するにはいたらないという方も多いのではないでしょうか。私は、ノーマルのiPad(第6世代)と、iPad mini4→ iPad mini5を、数年にわたり仕事でみっちり使ってきました。そこで実感したiPadだからこそできることや、iPadはこういう使い方がオススメという方法を、新商品が発表されたこのタイミングだからこそ、ご紹介したいと思います。

 iPadにしかできないこととは?

結論から言いますと、iPadにしかできないことは、「Apple Pencilを使って文字や絵を書く(描く)こと」です。そのため、紙のノートや手帳、スケッチブックなどの代わりとして使うのが、もっともその力を発揮できると私は思っています。

ブラウジングをしたり、動画を観たり、文章を書いたり、何か書類を作成したり、写真や動画を編集したりなどなど、これらはノートPCや、もしくはiPhoneでもできますし、むしろiPadよりもノートPCのほうが効率よく作業ができたり、iPhoneのほうが適していたりすることもあります。

けれど、「Apple Pencilを使って文字や絵をかくこと」は、今のところMacやiPhoneではできません。(iPhoneでできるようになったらいいのに!)

iPad1台あれば、紙のノートも書類も、持ち運ぶ必要がない!

私がiPad(第6世代)を購入した一番の理由は、もっとも安価なノーマルのiPadにもかかわらず、初めてApple Pencilに対応したからです。私は編集者・ライターという仕事がら、以前は紙のノートやメモ帳をよく使い、紙の資料もたくさん持ち歩いていました。けれど、iPadをノートやメモ帳代わりとして使い始め、資料などもすべてPDF化するなどしてiPadに取り込むようにしてからは、先日のブログにも書かせていただきましたが、紙のノートは一冊も買っていませんし、普段持ち歩く荷物も格段に減らすことができました。

取材中は、椅子に座ってゆっくりお話を聞くこともありますが、多くの場合、移動したり、立ったりした状態で、撮影と並行して取材を行うことが大半で、荷物をたくさん持っていては動きが遅くなりますし、体も疲れてしまいます。資料を広げて話を伺うことも、立ちながらではなかなかできません。けれど、iPadがあれば、その1台でメモをとることも、資料を見ることも、ときには写真を撮ってメモがわりに残すことも、サイトや本を閲覧することもできます。つまり、手もとにはiPadさえあればいい(あとはApple Pencil)という、身軽な状態で取材ができるのです。

編集者・ライターという仕事でなくても、多くの仕事でメモをとったり、紙の資料を用意したりという機会はあると思います。そういう機会が多い方には、iPadは紙のノートや資料の代わりとして、とてもオススメです。

“軽さ”こそ重要なので、キーボードは装着しない!

私は、iPadに続いて、「iPad mini5」を購入しました。その理由も、mini4では使えなかったApple Pencilが、iPad mini5になって初めて使えるようになったからです。片手で持ちながらメモをとるには、iPadは少し大きく、重たいです。それに比べてiPad miniは、片手で持って文字を書くにはぴったりで、長時間持っていても疲れません。

このように、iPadを持ち歩いて出先で使うことが多い場合、「軽さ」は重要なポイントです。だからこそ、私は取材へ持っていくのは「iPad mini5」ですし、キーボードは重たくなるため設置していません。専用のマジックキーボードも発売されていますが、キーボードを使うことは、私はほとんどありませんので、必要ありません。(そもそも、iPad第6世代と、iPad mini5では、マジックキーボードは使えませんが……)

iPad miniやiPhoneで文字を入力するには、音声入力がいちばん素早く行えるので、私は音声入力を多様しています。

まとめ

iPadに興味はあるけど、購入するか迷っているという方は、何に使うかを、もう一度イメージしてみるのがおすすめです。社会人の方であれば、紙のノートや手帳、資料のかわりとして、もしくは学生さんであれば、ノートや教科書、講義の資料の代わりとして、iPadを活用するのが、いちばんiPadの持ち味を生かせるのではと思います!

なお、私のように出先などで手に持った状態で使う方は、小さいサイズのほうがおすすめです。そうではなく、自宅や仕事の場合でも机の上で使うことが多い方は、大きめのサイズのほうが、書き込みやすく資料も閲覧しやすいので、いいと思います!

以上、私なりのiPadのおすすめの活用方法と選び方を、ざっとご紹介させていただきました。最後まで、ありがとうございました! ではでは、また!